約 795,061 件
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/611.html
次の日のことであった。 女の子同士なのにまるで恋人同士に見える、とまで言われた二人… ゆたかとみなみはまだ学校で口をきいていない。 それを不思議がる生徒も少なくなかった。 そして、午前中の授業、昼食、午後の授業、下校… 一日中二人が話すことは無かった。 みなみは1人で家に帰ろうとしていた。 そして下駄箱から靴を取り出そうとした時、 下駄箱の中に一通の手紙が入っていた。 「…ん…?」 恐る恐る手紙を開いて、読んだ。 そこにはたった一行だけ、文字が書いてあった。 「 学校の近くにある公園で待ってます… 」 みなみはそのまま手紙をポケットに突っ込んで小走りで公園へと向かった。 「(…ゆたか…?)」 みなみはちょっとした不安を抱えながらも公園へ向かう。 学校を出て、しばらく歩き、公園へ着くとそこには差出人がいた。 差出人はみなみの存在に気づくと声をかけた。 「みなみちゃん…」 「ゆたか…?」 「ごめんね、いきなり呼び出したりして」 「それは構わない…でも、もう話しかけないで、って…」 みなみが言い切る前にゆたかが口を開いた。 「そのことで、謝ろうと思って…」 「…え…?」 みなみは驚いた。 ゆたかは昨日の自分がやったことを見たはずだ。 それなのに、何故ゆたかが謝る…? そんなことを考えていたとき、ゆたかが話し始めた。 「その…昨日はみなみちゃんが、ああいうことしてるのを見ちゃって…」 ゆたかは昨日のみなみがやっていたことを思い出したのか、顔を赤らめた。 また、みなみも同じく顔を赤くしていた。 「その、動揺してた、っていうのかな…とにかく、あの時は頭が真っ白になっちゃってて…だからあんなこと言っちゃったの」 少し間をあけて、ゆたかは言った。 「みなみちゃん…ごめんね…」 みなみはそう言われてすぐに首を横に振る。 「…悪いのは自分…ゆたかが謝る必要なんて無い…」 「でも、ひどいこと言ったのには変わらないよ…」 しばらく間をおいて、ゆたかは言った。 「みなみちゃん…こんなわたしだけど、許してくれる…?」 もちろんのこと、みなみはゆたかを許さないわけがなかった。 「もちろんだよ…ゆたか…」 「…みなみちゃん、ありがとう」 今度はみなみがゆたかに言う。 「ゆたか……何度も言ってるけど、ごめん…」 「その…こんな私だけど…許してくれる…?」 ちょっと恥ずかしがりながら、みなみは言った。 「みなみちゃん…当然だよ」 「ありがとう…」 二人はしばらく見つめあった後、笑った。 「じゃあ、帰ろっか、みなみちゃん」 「…うん」 家に向けて帰り始める二人。 こうやってまた二人でいることができる、それだけでみなみはとても幸せだった。 そうして家に帰る途中のこと、突然思い出したようにみなみは口を開いた。 「そうだ…ゆたか…」 「何?みなみちゃん」 「その…今日、ゆたかの家…お邪魔してもいいかな…?」 「いいよ、みなみちゃんが良ければ…」 そして二人でゆたかの住んでいる泉家へ向かう。 随分と距離があったはずなのに、 いつのまにか家に到着していた。 みなみはその間の時間が一瞬の出来事のように感じた。 「ただいまー!」 ゆたかは元気な声で帰宅を知らせると、 奥からは泉家の娘、こなたが出てきた。 「ゆーちゃんおかえりーっと…あれ、みなみちゃんいらっしゃい~」 「あ、お邪魔します…」 「いっつも礼儀正しいねぇ~。まぁ、ゆっくりしていきなよ」 「…はい」 「みなみちゃん、先に部屋行ってていいよ」 「うん、わかった…」 そう言われ、そのまま二階にあるゆたかの部屋へ行った。 一人でいる空間…それも、自分の最愛の友人が普段いる部屋… こうして一人になると、みなみは変な気持ちになった。 「(ゆたかの部屋で…ひとり……)」 みなみはベッドの上にある枕のにおいを嗅いだ。 「(ゆたかの枕…いい匂いがする……)」 まるで変態のように臭いを嗅ぐみなみ。 片方の腕で枕を抱きつつもう片方では下半身のどこかを触っていた。 「んっ…!」 みなみは何故か湿っていたことに驚いた。 「(ダメ…抑えなきゃ…)」 そうして何とか自分の気持ちを抑え、ゆたかを待った。 しばらくすると、ゆたかが部屋に入ってきた。 「ごめん、待たせちゃった」 「そんなことないよ…」 それからはちょっと会話をした。 どれも他愛のないことだったが、みなみもゆたかも、 そうやって二人だけでいる時間を楽しんだ。 色んな話をしていて一区切りついたとき、 ゆたかは顔を真顔にして、みなみに問いかけた。 「ねぇ、みなみちゃん…ひとつ教えて…」 「何…?」 「この前、教室であんなことしてたけど…それも私の机で…」 ゆたかは一呼吸して、言った。 「その、良かったら教えてほしいな…どうして、してたのか…」 あんなこと、あの時教室でやっていたことだ。 みなみは素直に言うか、それとも隠すべきか迷った。 『友人』としてではない感情で、愛している… そう言ったらゆたかはどういう反応をするだろうか。 女同士で愛し合う、なんていう話は聞いたことが無い。 もしかしたら嫌われるかもしれない。 でも、自分の気持ちを素直に伝えよう。 みなみは意を決して言った。 「ゆたか…聞いて…」 みなみは一呼吸して話し始めた。 「私は…ゆたかを愛してる…友達としてじゃない。それ以上の…」 みなみは顔を真っ赤にしていた。 「こ、恋人として…」 ゆたかは突然の告白に躊躇する。 だが、みなみは続けて言った。 「この前あんなことをしていたのは…ゆたかが好きだった。だからやってしまった…」 「みなみちゃん…」 「女の子同士って変…そう思ってなかなか言えなかった…」 「そんなことないよ、みなみちゃん…」 部屋に沈黙が訪れる。 「でも、いいの?こんな私で…」 「ううん…違う…ゆたかじゃなきゃ、ダメ…」 そうだ。ゆたか“で”良いのではない。 ゆたか“が”良いのだ。 「ねぇ…ゆたか…」 「何…?」 「キス…しても、いいかな…」 ゆたかは無言で頷いた。 みなみは自分の唇をゆたかに唇に重ねる。 「んっ…」 しばらく二人はそのままでいた。 数秒の間のことであったが、二人は一瞬のことのように感じた。 「んはぁっ…」 お互いに唇を離す。 「ねぇ、みなみちゃん…」 「…何?」 ゆたかはいきなりみなみに抱きついた。 「っ…!?」 みなみは突然のことに驚く。 「ねぇ、これからもずっと一緒にいてくれる…?」 「…もちろんだよ、ゆたか…」 「ありがとう、みなみちゃん…私、うれしいな…」 その後、みなみは泉家で夕ご飯を済ませることとなり、 泉家の父と娘、そしてゆたかと夕飯をいただいた。 表情にははっきりと出さなかったが、みなみはとても嬉しい気持ちだった。 昨日の過ち…あれでもうゆたかとは元の関係に戻れない、そう思っていたのだから… でも、今日は仲直りできた。 それだけではない、みなみは自分の気持ちを素直に伝え、ゆたかはそれを受け止めたのだ。 今日はとても嫌な一日であったはずが、とても良い一日となった。 岩崎みなみの心の中はとても暖かいものでいっぱいになっていた。 コメントフォーム 名前 コメント みなみ×ゆたかは鉄板☆ -- 名無しさん (2011-04-16 09 33 39) みなみ ちゃんかぁいいよぅー -- らきすた of みなみ (2010-02-10 23 11 03) よし、良かった -- 名無しさん (2009-12-18 09 54 21) 二人が通じあえて良かった、最高でしたありがとう。 -- 神威 (2008-06-27 16 42 21) 感動しました。二人がちゃんと仲直りできてよかったです。 -- 名無しさん (2007-08-23 03 02 47)
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2144.html
「う~ん、いいお天気~」 ベッドから起きてカーテンを開けると、朝の眩しい日差しが私の部屋にさんさんと降り注いできました。 朝からこんなにお天気がいいと、何かいいことが起きるんじゃないかなーって思います。 ただ、今日は休日で、どこにも行く予定がないんですよね……。 とりあえず、私――小早川ゆたかはパジャマを脱いで部屋着へと着替えることにしました。 その途中、突然私のケータイが鳴り始めました。これは……メールの着信音。 着替えを住ませて開いてみると、隣の部屋のこなたお姉ちゃんからのメールでした。 今すぐ私の部屋に来て!!!!!!!!! こなたお姉ちゃん、ビックリマーク打ち過ぎだよ…… それに、どうしてメールなんでしょう? 隣の部屋なんだから、来てもらうだけなら呼べば声は届くのに。 ……考えても仕方ありませんね。私は部屋を出て、こなたお姉ちゃんの部屋へ向かいました。 「こなたお姉ちゃん、入るよー」 ノックして、しかし返事がないことを疑問に思いつつ、私は扉を開きました。 「こなたお姉……ちゃ……?」 ……絶句しました。 だって、私の目の前にいるこなたお姉ちゃんは…… 「にゃ、にゃーにゃん! にゃーにゃーにゃんにゃ!!」 頭には猫耳、背中からのびてるらしい猫の尻尾、手足は三本指になっていて肉球までしっかりとあり、喋る言葉は『にゃー』だけ…… ……信じられないけど……こなたお姉ちゃんは、猫になっていたんです…… 《ハヂメテのデキゴト~こなた・ゆたか編~》 『朝起きたら、こんな風になってた』 こなたお姉ちゃんは言葉が話せないようなので、ケータイのメール機能を使って文字を打ってもらってます。 『二足歩行も無理だし、服が邪魔でうまく動けないからゆーちゃんを呼んだ』 「で、でも、私には何もできないよぅ……」 病院に行ったとしても、これが病気かどうかもわからないし…… こんなこと、生まれて初めてだから…… 『とりあえず邪魔だから服を脱がして。この手じゃ服も脱げないよ』 そう言って、こなたお姉ちゃんは私に手のひらを向けてきます。 指が三本になってるうえに、肉球が邪魔で物を掴むこともできないんだね。爪はあるみたいですけど。 言われた通り、私はこなたお姉ちゃんの服を脱がしました。尻尾がキツそうなので、ショーツも脱がしちゃいます。 こなたお姉ちゃんの裸が目の前にあるんですが……こなたお姉ちゃんが猫になっちゃったことへのショックからか、あんまり気になりませんでした。 『ありがとう、助かったよ』 「ううん。……それよりも……」 猫耳と猫の尻尾、手のひらと言葉以外は全部普通に人間ですからね……。ぱっと見はコスプレにしか見えません。 だけど、こなたお姉ちゃんの猫耳はちゃんと頭にくっついているんです。 しかもお尻の上にある尻尾はうねうね動いてます。間違いなく本物ですね。 「どうしてこうなったかわからないの?」 『うん。昨日も今まで通り普通にすご』 「うみゃああぁ!!」 突然そう叫んだかと思ったら、こなたお姉ちゃんは猫のように身体を丸めました。 まるで何かに必死に耐えているかのように、こなたお姉ちゃんの身体はプルプル震えています。 「こ、こなたお姉ちゃん、どうしたの?」 「にゃ……にゃあ……」 ゆっくりと手を動かして、ケータイに文字を打っていくこなたお姉ちゃん。 本当に……辛そうに見えます。 『わたしはつじょうきみたい』 「わ、た、し、は、つ……えぇぇえ!?」 は、発情期!? と、いうことはまさか…… 「うにゃ! にゃあぁあ!」 こ、こなたお姉ちゃんが自分の大事なトコロを弄り始めました。 人間の発情期だから……お、オナニーになるんですね…… 「ふにゃああ! にゃひいぃぃ!!!」 ……! こなたお姉ちゃん、自分の『猫の爪』で大事なトコロを引っ掻いてる!! あ、あれじゃあこなたお姉ちゃんの大事なトコロが傷ついちゃうよ!! 「こなたお姉ちゃん! ちょっと我慢して! 今なにか探すから!!」 「う、うにゃあ!」 こなたお姉ちゃんの返事を聞いて、私は部屋を飛び出しました。 なんとかしてこなたお姉ちゃんを鎮めないと!! / 「お姉ちゃん!!」 「にゃ……にゃぁぁ……」 帰ってきた時、こなたお姉ちゃんは丸まって涙をポロポロと流していました。 手は自分のお腹と床の間に挟んでいました。抑えつけて、オナニーをしないよう我慢していたんだ…… 『ゆーちゃんわたしもうがまんできないよ』 変換も句読点もなく、メールにそう文字を打っていきます。 それを打ち終わった瞬間、こなたお姉ちゃんの手はまた…… 「ダメ!!」 「うにゃああぁ! にゃにゃにゃにゃーーー!!」 こなたお姉ちゃんの腕を掴んで、動きを止めます。 『やらせて』、と。そう叫んでいるように聞こえました。 でもそれだけはダメ。こなたお姉ちゃんの大事なトコロを傷つけるわけにはいきません!! 「発情期っていうことは、性交をすれば収まるはずだよね!? だから『疑似性交』ってことで細長いもの持ってきたよ!!」 「にゃう!!?」 家中引っ掻き回して探してきてやっと見つけたのは『バナナ』。 こなたお姉ちゃん……ごめん!! 「うなああぁぁあああぁぁぁああ!!」 私はバナナの一本を、こなたお姉ちゃんの大事なトコロに突っ込みました。 悲鳴をあげるお姉ちゃんの身体は限界まで仰け反り、大事なトコロからは大量の液体が溢れてきました。もう、イッちゃった…… 「にゃ……にゃふぅぅ……」 「こなたお姉ちゃん、落ち着いた?」 「うにゅ……」 目に涙を溜めて、首を横に振りました。 こんな太いものが入ったのに、まだ落ち着かないんだ…… 「じゃあ……動かすよ!」 「ふにゅ!? なぁぁあああぁあ!」 奥深くまで入ったバナナを前後に動かしていきます。 お姉ちゃんの大事なトコロはぐちゅぐちゅと淫らな音をたてています。 あ、ああ……私も我慢できなくなっちゃったよぉ…… 「はふ! も、もうこんなに……」 「にゃあぁああ! ふにゅぅうぅうう!!」 バナナを動かしながら、私はショーツの中に手を突っ込んで自分の大事なトコロを触ってみました。 ちょっと触っただけなのに、すっごく気持ち良いよお…… 「にゃあぁああぁぁあああああ! ににゅ!! ににゅぅうぅぅう!!」 「あ、ああ! こっ、こなたっお姉ちゃん!! 私もイクぅっ!!」 「みゃあああぁああぁぁああああ!!」 「ひあぁぁあぁあ!!」 / 「……ゆー……ゃん……ゆーちゃ……」 なんでしょう……誰かの声が、聞こえてきます…… なんだか……聞き慣れた声なんですが……すごく久しぶりに聞いたような…… 「……ちゃん! ゆーちゃんてば!!」 「ん……あ、あれ……?」 目を開けると、制服に着替えたこなたお姉ちゃんが…… 「ゆーちゃん、早く起きて! 早くしなきゃ学校に遅刻しちゃうよ!!」 「え……えぇぇ!? もうこんな時間なの!?」 「玄関で待ってるから、早く支度してね!!」 そう言って、こなたお姉ちゃんは私の部屋から出ていきました。 今日、学校……ということは、今までのは全部夢だったのかな…… 「あー、ごめんねゆーちゃん。私の勘違いだったみたい」 「ううん。勘違いは誰にでもあることだから」 テレビを点けてみたら、今日は土曜日だということがわかりました。 結局、朝の騒動は空騒ぎだったのです。 「じゃ、私はいつものとおりネトゲしてるからね~」 そう言って、こなたお姉ちゃんはリビングを出ていきました。 ……お姉ちゃん、ちょっとだけ顔が赤かった…… それに、眠った時と起きた時の下着が違ったような……? その頃・ 「ふぅ……夢だと思ってくれたらいいんだケド……。あんな出来事、誰にも知られたくないよ……///」 コメントフォーム 名前 コメント あれ...、私立の学校ってたしか土曜もあったような...。 とにかくGJです!!! -- 名無しさん (2010-03-27 03 27 17) こなゆた話の中でもなかなかの良作。 オチが少し分かりにくい書き方だったかも。 -- 名無しさん (2009-09-24 23 58 57) 突然猫になってオナニーしたら元に戻って都合よくゆーちゃんも寝ちゃったから夢ということで片付けた泉こなたの恥ずかしい朝って事だろJK -- 名無しさん (2009-09-24 23 17 09) んん? よく分からんかった -- 名無しさん (2009-09-23 00 48 45) ??? -- 鏡ちゃん (2009-09-22 10 19 38) 何がおきたか、誰か30文字以内で述べてください。 -- 谷口君 (2008-07-23 14 57 05) ゆーちゃんはこんなキャラじゃないよ・・・。 -- 泉こなた(九重龍太) (2008-06-28 01 55 55)
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2486.html
作品数の多いゆたか&みなみのエロものを掲載したページです。 カップリング保管庫から独立しました。 ゆたか×みなみ ゆたかとみなみ(1-92) 「それなんて―」より(伊南屋) ゆたか×みなみ(伊南屋) Shifting heart(Foolish Form)(Loving Starsと同時期の話) 桜色の園(ビーチャ)(ゆたか・みなみ・ひよりの3P) グァバジュース(GIOGIO) Shifting Heart -episode2-(Foolish Form)(上記「Shifting Heart」続編) Black Heart(Foolish Form)(ダーク展開注意) えむ☆えす~まぞなみなみ・さどなゆたか~(後)(12-442)(導入編 http //www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/695.html]]) あの日、あの時(オリキャラあり)(3-283) みなみとゆたか、秘密の遊び(9-727) ぷれぜんと・ふぉー・ゆー(3-283) Shifting heart -episode4-(Foolish Form) Shifting heart -episode5-(Foolish Form) M.Y. Sweet Lovers!(LD)(ホワイトデー物、チョコレートトラップ!と同日) 「くすぐり」は、いかが?(9-727)(くすぐり) 手に手をとって(9-727)(みなみ×ゆたか含) プレゼントは……(ry 二人目(◆MoiSlbQnQw)(ゆたか誕生日ネタ) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:前編(三毛また) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:中編(〃) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:後編(〃) こんなかわいいゆーちゃんが女の子なはずが(19-646)(ふたなり注意) みなみ×ゆたか みなみ×ゆたか(1-450) 究極の選択(1-808)(こなた×かがみ含) いつでもいっしょ(ましまろ)(パラレル) 花(7-896)(その他多くのカップリング含む) 百合しんぼ 究極VS至高・みなゆた対決(3-283) 自重できない一年生?(9-727)(ゆたか&みなみ×ひより含) のんすとっぷ・がーる(3-283) みなみとゆたか、ふたりのつながり(9-727) 鈍色プライオリティー(ぶーわ)(グロ注意) ベールの向こう側(3-283) ふた☆みな ~ゆたか~(ふた☆自重)(ふたなり注意) ふた☆みな ~ゆたか2~(〃)(↑の続き)(ふたなり注意) ふた☆みな ~ゆたか3~(〃)(↑の続き)(ふたなり注意) 手に手をとって(9-727)(ゆたか×みなみ含) プレゼントは……(ry(◆MoiSlbQnQw)(みなみ誕生日ネタ) テスト 前編(〃)(後編はこなた×ゆたか) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:前編(三毛また) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:中編(〃) 実はゆたかの趣味のインターネットがかなりディープだったら:後編(〃) みーみー戦隊 第4話(19-646) 妄想マシーンin(ほぼ)無人バス ひよりサイド(みなみ×ゆたか〈ひよりの妄想〉)(kt)
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/2082.html
食べた日:2007/11/14 『ゆたか食堂』で「ミソラーメン」(650円)を。 %82%E4%82%BD%82%A9%90H%93%B0%20%8AO%91%95.jpg 07.11.14%20%82%E4%82%BD%82%A9%90H%93%B0%20%82%DD%82%BB%82%E7%81%5B%82%DF%82%F1%20499%94t%96%DA.jpg 多分2年ぶりくらいの来店です。 ピリ辛でニンニクを効かせた甘ジョッパイ味噌スープは健在です。 見た目は食堂の素朴な味噌ラーメンという感じですが、ひと味上の味わいです。 味噌ラーメンでは珍しい細麺使用ですが、スープとの相性はなかなかです。 ただ麺がすぐにノビてしまうので、チョ~アツアツですが急いで食べる必要アリです。。。 こちらは「ホルモン定食」(850円)。 07.11.14%20%82%E4%82%BD%82%A9%90H%93%B0%20%83z%83%8B%83%82%83%93%92%E8%90H.jpg もちろん「ミソラーメン」も好きですが、正直こっちが目当てでした(笑) 香ばしく炒めて、甘口のタレに絡めたホルモンは、まるで焼き鳥の鶏皮のような味わいです。 この日のは以前に比べて、ちょっと硬かったですが、タレの旨さは健在で、非常によくご飯が進みます。 店舗裏のコインパーキングが閉鎖したことにより、北環状線沿いファミリーマート隣に契約駐車場2台分用意されました。 住所:仙台市泉区上谷刈1-2-12 by hiro (2007年 499杯目) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4784.html
登録日:2011/11/24(木) 00 29 26 更新日:2022/04/15 Fri 16 01 07NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 UMAはもう古い、時代はODANGOだよ! いじめられっ子 のび太 ←金吾のくせに生意気だ!! ←天海様ぁ〜 まぐまぐ エビダンス カブトムシ ←第二衣装はテントウムシ ←お楽しみ武器も デブ 優柔不断 天海 小早川秀秋 愛すべきバカ 戦国BASARA 戦国の隠し味 戦国美食会 無明秋夜 福山潤 立て主は天海様 金吾 鍋 鍋が本体 鍋奉行 隠れた強キャラ 小早川「うえ~ん、天海さまぁ~」 天海「どうなさいましたか? 金吾さん」 小早川「3新登場の宴PC昇格組で、ぼくだけ項目がないんだよぅ!世の中にはぼくのことをハブる人が多すぎるよ!」 天海「ご心配なく、金吾さん。この私が金吾さんの項目を準備しています。フフフ…」 小早川「やったあ! さすが天海様は頼りになるなぁ」 戦国BASARAシリーズ中最強の武将。 名だたる兵を食らいつくしてなお、その飢えは満たされることはない。 もし彼を倒す自信があるのならば、時と場所を選ばず襲撃をかけるべきである。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 小早川「天海さまぁ! 間違えてるよぉ~!?」 天海「おっと手が…フフフ、これはうっかり…」 戦国BASARAシリーズに登場する武将。 CV:福山潤 3でNPCとして初登場し、宴でプレイヤーキャラに昇格した。 属性:火 武器:鍋 烏城の小早川軍を率いる総大将だが、その性格は優柔不断で気が小さく、臆病で卑屈。そのくせ食い意地だけは人一倍である。 卑屈な態度で無意識に人の神経を逆なでしまくる困った大将であり、家臣からも呆れられている。 丸々とした体型で、武器である鍋を背負っている。 その姿は兜の形と相まってカブトムシのようである。 一人では何も決められないため、小早川軍の兵はもっぱら小早川に付き従う僧の天海の指示で動いている。 本名で呼ばれることはめったになく、ほとんどのキャラからは金吾と呼ばれている。 石田三成・大谷吉継の石田軍、毛利元就の毛利軍にいいように扱われており、 毛利からは背中を踏み越えられたり、 三成からは踏み付けられ背中の鍋を刀で「見ろ!(キン!)憎悪が!(キン!)永劫に!(キン!)輪廻する!(キン!)」されたりといじめられている。 そのストレスはもっぱら鍋料理を食べることで晴らしており、烏城には金吾が泳ぎ回れるほど巨大な鍋がある。 「宴」では操作可能キャラに。 固有技『もぐもぐ金吾』で満腹度を上げることで技がパワーアップする特徴を持つ。 各種技の間に鍋が小さく光る瞬間があり、その瞬間に『もぐもぐ金吾』を入力すると、 軽やかなステップを踏みながら(攻撃判定あり)伊勢海老を食し、一気に満腹になる。 ぶっちゃけ基礎性能は雑魚以下だが、もぐもぐ金吾ジャストタイミングをマスターすると、 強化固有技→もぐもぐ金吾ジャストタイミング→…のループが成立し、一気に強キャラになる。 ストーリーモードでは、噂に名高い奥州の片倉小十郎の野菜を食そうと日本を縦断する。 三成のいる大阪を迂回するのだが、行く先々の武将に天海が悪意たっぷりの手紙を送っているため戦う羽目に陥る。 講談社BOXから発売された小説版「戦国BASARA3」シリーズでは、「徳川家康の章」において陰の主人公と言っても過言ではない扱いをされている。 以下ネタバレ 史実において一時期養父となっていた秀吉との関係がクローズアップされており、 背中に背負った鍋は「天下統一の宴の際に秀吉に鍋を振る舞ったところ、なぜか激怒した秀吉に投げ付けられたものであり、 場を収めようとした家康が『美味い鍋を作った褒美にその鍋をやるということなのだろう』と取り繕ったために、 『太閤恩賜の品』として秀秋に与えられた」という設定になっている。 関ヶ原の戦いで西軍を裏切り東軍の陣に駆け込んだ秀秋は、臆病ゆえに人々に蔑まれる自身の境遇を嘆き「僕には『絆』なんてない」と叫ぶが、 家康に「あの宴のとき、秀吉は鍋を口にして『美味い』と呟いた。 秀吉が怒ったのはきっと、秀秋の鍋の味に捨てたはずの過去を思い出し、そのことに対する動揺を押し隠そうとしたからだろう」と教えられ、 秀吉と自分の間にも(秀吉にとっては邪魔となり得るものであったとしても)『絆』があったことを、自分を支え育ててくれた『絆』が確かに存在したことを知り、 脳裏に浮かんだ自分に料理を教えてくれた女性の面影に、「……ね……さ……」と呟き泣き崩れた。 『力』以外のすべてを捨てたはずのあの秀吉が動揺したという事実と、秀秋の呟きから、 秀秋に料理を教えたという女性が秀吉の妻・ねねであるのは間違いないだろう。ちなみに、史実における小早川秀秋は、元々はねねの甥である。 天海「では皆さん。金吾さんの項目は好きに追記・修正して結構ですよ。」 小早川「ちょちょちょ!?天海さまぁ!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 対人関係がエラい複雑な子 -- 松永さん (2013-11-24 20 24 08) え………… -- 名無しさん (2013-12-30 18 05 34) 秀吉との意外な関係に驚いたわ -- 名無しさん (2013-12-30 18 06 38) 金吾自身は、ねねさんが死んだこと(殺された)は知らない様子 -- 名無しさん (2014-03-18 23 12 12) 天海「東西どちらに付くのか迷ったなら、どちらも倒せばいいだけの事ですよ。ククク」 -- 名無しさん (2014-07-15 08 25 01) ねねさんが天台院様にでもなってない限り、豊臣陣営としては何気に超古株って事になるな -- 名無しさん (2014-07-16 11 53 50) 冷静に考えると最悪なリーダーだよな。ヘタレで優柔不断だし。(ただし、戦は天海がついてるけど)憎めないけど大名としては最悪。 -- 名無しさん (2014-09-13 20 20 29) ゲーム中では上手く使うとはめ殺しも可能な恐ろしいキャラ 使いづらい感は確かにあるもののそれに見合った成果を出してくれる玄人向けキャラとも -- 名無しさん (2014-12-28 19 51 14) 今後のエピソードでねね絡みの話は出てこないのかな?。あの食いしん坊にとっての多分料理の原点だし -- 名無しさん (2015-06-22 00 14 02) 舞台咎狂わし絆での金吾さんはマジでかっこよかった。 -- 名無しさん (2015-07-28 21 49 49) 舞台の金吾さんは某デュエル蟹の中の人と聞きましたが? 小説の家康編は良かった。うん、凄く良かった。 -- 名無しさん (2015-08-05 13 46 35) 毛利アニメルートの金吾・・・。泣きそうになったよ。 -- にゃかむら (2015-08-15 07 24 40) ゲーム中では確かに強かった、それも玄人向けどころかインスタントな強さ。確かに強かったんだが皇で・・・ -- 名無しさん (2017-03-20 15 01 20) 食べるのが好きで、無意識に人の神経を逆なでしまくる「こばや〇ひ〇〇き」ってことで、初見時は特定人物をモデルにしてると思ったわ -- 名無しさん (2019-06-08 19 19 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/600.html
【ZOC】 絶望の器 (前) ◆AZWNjKqIBQ ◆ ◆ ◆ 一つの密室。 その中を一種類の、しかし無量大数で、音色は変わらずとも一つ一つに別の意味の篭った音が満ちていた。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ただひたすらの打鍵の音が、あまり広くない部屋の中に充満している。 奏者の名前は菫川ねねね。 勿論、彼女は音楽家などではなく――作家だ。 そして、作家がこの音を紡ぐという事には一種類の意味しかない。そう……『本』を執筆しているのである。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 壁際に並んだ事務机の一つに陣取り、その上に乗ったPCに向かって一心不乱に、物語を打ち込んでいる。 脳内とキーボードを繋ぐ両腕以外は一切の身動ぎさえさせず、まるでPCと一体化しているかの様に…… まるで、彼女自身が物語を紡ぐ機械となってしまったかの様に…… ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ディスプレイからの光を反射する眼鏡のレンズには、滝の様に流れ落ちてゆく文字の爆流が映っている。 この滅茶苦茶な執筆速度。彼女を知らない者が見たら、出鱈目にキーを叩きまくっている様にしか見えないだろう。 だが、彼女の脳内にある物語は正確にPCのハードディスクの中に蓄えられていっている。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 彼女は作家としてそれなりの時間を過ごしてきており、またそれなりの数を本を出版している。 だが、未だ歴史に残るような本を生み出せてはいない。世間の評価は若い時はそこそこの……程度のものだ。 しかし……少しでも『本』の世界に踏み込んだ者ならば、彼女の才能を知らない者はいない。 彼女がどれだけ『本』を生み出す力に長けた作家なのかを知らない者はいないのだ。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ キーボードが足りない。私はもっと早く書けると、溢れ出すイメージの奔流にねねねの脳が怒声を上げる。 2枚あれば2倍の本が、4枚あれば4倍の本が書けると、彼女の中で出番待ちをしている物語が猛る。 読子を見失ってより幾年。その間、一切吐き出されずにいた彼女の中の本が出口に向けて殺到していた。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 彼女は『本』を書く。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 世界が待望している、彼女だけが生み出すことのできる『本』を。 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 人類史において初。そして以後一切ない『本』を書く。 広大な宇宙において唯一。一点かぎりの『本』を書く。 全平行世界においてここにしかその可能性のなかった一冊の『本』を――…… ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ――――――ダッ! ……――彼女は書いた。 ◆ ◆ ◆ 土砂降りの様に鳴り響いていた打鍵の音は止み、変わって機械が規則正しく紙を送り出す音が鳴り続いている。 書き上げられた『本』は、PCの中にあってはまだ『本』であって『本』でない。 『本』とは――紙の上に載ってこその『本』なのであり、これだけはどの時代、宇宙、世界においても不変だ。 故に、『本』が完成するためにはもう一手間が必要だった。 部屋の片隅に鎮座する巨大なコピー機兼プリンター。 旧い物ゆえにモノクロ印刷のみであったが、とりあえずのところ『本』を産むには足りた。 予めラインは繋がっていたので、電源を入れさえすれば後はPC側からの操作で勝手に働き始める。 その前では、『本』の産みの親であるねねねが両腕を震わして、わが子供が出てくるのを待っている。 腕の振るえは疲れからくるものではない。次の物語が書きたいという欲求からくる、一種の禁断症状だ。 久しく書くことを忘れていた身体が、思い出した快楽に早く次のものをと強請っているのである。 ねねねは拳を握り締めて振るいを払うと、顔を上げて視線を移し、どれだけの時間が執筆中に飛んだのかを確認する。 目に捉えた壁掛け時計が示す時間は放送より半時足らず…… 放送前より書き進めていた分と合わせれば、執筆に使った時間は大体一時間半ほど。 一応、短編ではあるが、それでも常識では考えられないぐらいの驚異的な速度だった。 息を吐き、身体から緊張を逃しながらねねねは再び機械から吐き出されてくる紙達を見やる。 やはり型が旧いためか、一瞬でという訳にはいかず一枚ずつ一枚ずつと、焦らすようにゆっくりとしかそれは進まない。 尤も、機械の働きがのろいというだけではなく、ねねねがそれを書きすぎたという事の方が要因として大きいが…… この『本』を書く本来の目的はねねねが閃いた案を物語の中に隠し、それを読ませることで明智達に伝えること。 つまりは物語自体には特に意味はないという訳だった……のだが! そもそもが、作家に意味の無い物語を書けというのが無理な話。箍の外れたねねねから零れた物語は相当な量になった。 結果として、彼女の目の前の機械はガーコガーコという家鴨の鳴き声の様な音を延々と繰り返すのだ。 それを無言で見守るねねねの顔に表情は無い。 書いている最中に聞こえてきた放送により、彼女はイリヤと士郎の死が現実となった事とラッドの死を知った。 しかし、そこで生じた感情――怒り、悲しみ、思い出の中の楽しみ、喜び――は、全てそのまま『本』に注ぎ込んだ。 故に、彼女の頬には涙が通った跡もないし、唇に噛み切った様な傷もない。それは―― ――全ては『本』の中にある。 ◆ ◆ ◆ 放送前までは、明智、ねねね、清麿、ゆたかの4人が揃っていた会議室。 机の上に広げられた大量の地図とメモ用紙、積み上げられた各種ファイル。ホワイトボードに溢れる文字と縦横に走る線。 それらはそのままにされていたが、残っていた人は小早川ゆたか、たった一人のみだった。 広い広い会議室の中、彼女はその端の方――遠慮がちな位置にポツンと座ったまま動かない。 その目の前には食堂から拝借してきたコンソメのスープ。隣りの椅子の上には仮眠室から拝借してきた毛布がある。 どちらも彼女のために気をきかして明智が用意したものだ。 しかしそのどちらにも手をつけられた様子はなく、テーブルの上のスープも彼女の食欲を誘う湯気をもう発してはいない。 広い会議室に充満する空気の様に冷たく、そして一人ぼっちの彼女の身体も、その心もまた同じように冷たくなっていた。 優しい気遣い――それがとても辛いものだと感じる瞬間が小早川ゆたかにはある。 彼女の体躯は非常に小さくてか細く、高校に上がってもなお中学……いや、小学生に間違われるほどだった。 そして、その短躯に比例するように身体もか弱く、些細なことで熱を出し、軽い風邪などで寝込むこともザラである。 なので彼女の周囲にいる人間は彼女を見守り、救いの手を何度も差し伸べてくれるのだが――…… その手が、自分から可能性を奪ってゆく意地悪な手に見えることが多々あった。 『優しい手』は、しなくてはならない事、超えなくてはならない壁を彼女の前から易々と取り除いてくれる。 挑戦する場面を、立ち向かわなくてはならない時を彼女の前から持ち去ってゆく。 そんな時、彼女は『ありがとう』の言葉の裏でひとりぼっちの悲しい涙を流していた。 自分が優しい人たちと比べて劣っていること、弱いことを知ってはいる。 彼や彼女の行為が善意のみであることも知っている……が、それがとても居た堪れないことが多々あった。 そして今も、彼女は優しさの中で一人ぼっち。 休息をとっていてくださいという明智の言葉は、彼女からすれば役立たずの烙印以外の何物でもなかった。 そして人からの善意をそういう風に思ってしまう自分を嫌悪し、彼女の心はまた深いところに沈んでしまうのである。 ならば自分が螺旋力の保持者であることを彼らに告げればどうか――と、そんな考えが首をもたげる。 しかしやはりそれは一瞬で霧散してしまった。 告げたところで、彼らが注目するのは『小早川ゆたか』ではなく『螺旋力』の方だけ……と、思ってしまう。 螺旋力の由来を知らない彼女にとっては、それは傍迷惑で分不相応な当たりくじとしか思えない。 テーブルの上に残っている分解された首輪。 アレと同じ様に、ただ興味深いものとして観察されるだけだろうという予感に、彼女の心はまた冷える。 そして、ないとは解っていても実験台にされてしまう可能性に、彼女の身体は竦む。 結局は往くも戻るも叶わず、ただ己が無力を痛感するだけの時間を彼女は過ごしていた。 ◆ ◆ ◆ イリヤ――イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。 先刻の放送で名前を呼ばれた彼女を思い出す度に、ゆたかの心はズキリと激しい痛みを覚える。 ――ね、あなたの名前はなんていうの? 目を開いた時、その前にいた真っ白な少女。 あまりに綺麗で儚げな存在に気後れを覚えるが、彼女はそんなゆたかの心にするりと入ってきた。 ――ユタカね。うん、わたしはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。 イリヤでいいよ、ユタカ。 彼女も歳に見合わない幼い外見の持ち主で、しかしゆたかとは違って快活な少女であった。 明るく気丈に振舞い、羽があるかの様に飛び跳ね、魔法を使い、何より勇気を持っている。 そんな彼女にゆたかは共感を覚え、憧れを持ち、そして彼女を応援した。 ――絶対、絶対イリヤさんがシロウさんに会えるようにって、お祈りしてます。だから……お気を付けて。 しかし、彼女は帰ってこなかった。 ただ死んだという事実だけが、あの螺旋王の声によって運ばれてきたのみだ。 送る時に握った手に、あの時のぬくもりを感じさせることも永遠に叶わなくなってしまった。 いつかああありたいと願う自分の姿を彼女に投影していたのかも知れないと、ゆたかは思い至る。 そして、そうだとするならば、その背中を押して死地に追いやった自分の無責任さに――呆れ果ててしまう。 イリヤを殺したのは……帰ってくると信じて送り出した自分の責任だと……そう思わざるを得ない。 ……柊つかさ先輩……こなたお姉ちゃん……パズー君……シンヤさん。 それだけでなく、一杯の人が死んでいる。殺されかけたこともあるし、死んだ人間も確かに目にしている。 なのに――…… ……――どうして信じてしまったのだろう? 彼女が無事に帰ってくるなんて! ゆたかの小さな頬が振るえ、真新しい涙がまだ残っていたすじの跡を辿る。 ぽたりぽたりと顎の先から粒が零れ落ち、固く結んだ手を叩いた。 ぽつり、ぽつり……と、彼女自身の様な……みにまむてんぽ、で――…… ◆ ◆ ◆ 種は無く、未だ子を孕まず、故に静かな緑色の胎内に一人の少年がいた。 刑務所の地下深く隠された、地球を静止させるモノ。 そのコックピットにして、心臓部分。緑色の液体を湛えたシズマ管が並ぶその中に、少年――高嶺清麿はいた。 明智と話し合い、そして決定し、彼が引き受けた役割はこのアンチ・シズマドライブシステムの完全解明。 未知の世界の、それも彼が知るよりも遥かに高度な技術で生み出されたシステム。 常識的に考えれば、それを成し遂げようと考えるのは無謀な事かも知れない。 しかし、これが螺旋王の用意したハードルの一つなのだとしたら……飛び越えてみせなければならない。 清麿は明智の考察を思い返す――螺旋王にはシナリオがあると、そして参加者にはそれぞれのロール(役割)があると。 ならば、自分の居場所はここだと清麿は判断した。 明智が盤を読み、駒の動かし方を決めるのだとすれば、自身は首輪を始めとする技術の解明こそがその役割だろう、と。 解明――それに当たってまず彼が手につけたのは、コンソールパネルの調査だ。 エレベータの前から続く細い廊下の突き当たり、球体の中央に位置する床の上には、無機質な室内には不釣合いな革張りの椅子。 その前に鎮座する台の上には、アンチシズマ管を差し込むための3つの孔。 そして、椅子と台の脇から草の芽の様にコードを伸ばし、宙で固定されている4つのコンソールパネル。 説明書がある訳でもない上に、未だ稼動してないので一つ一つ作動させて確かめる訳にもいかない。 とは言え、仮に作動したとしても想像される危険性からは迂闊なことはできないのだが…… だがまぁ、人が操作するのならば人の道理から外れることもないだろうと、清麿はそれを覗き込み使い道を想像する。 4つのパネルには、ガラスで覆われた小さなモニターと、無数のつまみとボタン。ジョグダイヤル。円形のゲージなどがある。 状態を表すであろうモニターが真っ黒なままなので、手がかりはパネル上に刻まれたいくつかの文字のみ。 清麿はそれと睨めっこをし、またボタンの配列などを確認しながら、それを使う様を頭の中に思い浮かべる。 頭の中で組み立てたの4つのパネルを動かし、その役割を推測し、想像し――シミュレートする。 一際サイズの大きいボタンを押し、システムを起動。各種フェイルセーフを確認し、同時にエネルギーの供給状態も確認。 起動の初期動作が完了したところで、一部のスイッチをONからOFFへ。動力経路を変化させ――…… 「………………え?」 自分の想像した結果に、清麿の口から思わず声が漏れた。 推測を始める前は全く想像もしていなかったイメージが今、彼の脳裏に浮かんでいる。それは――…… 「……コレ……は、動くのか?」 そう。この炉心は、ただの炉心ではなく――動く。清麿の脳内では、今まさに浮上し、更には武装すらも見せている。 世界制覇を目指すBF団が暗躍し、エマニエル・F・Fが10年の歳月と、無数の人員、大量の予算ををかけて製造したコレは。 BF団の最終悲願を達成するための露払いとして製造されたこの超巨大兵器の名前は――…… ――大怪球 フランケン・フォン・フォーグラー。 形状は完全な球体で、直径は丁度300メートル。重量は500万トン超。超巨大――ロボット、である。 ◆ ◆ ◆ ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 ……ガーコ。 五月蝿く鳴り止まぬ家鴨の声を立てる機械の横で、ねねねは『本』を完成させるための仕上げ――校正を行っていた。 それは作家としてのこだわり……ではなく、いや勿論それも含んではいるが、単純に手持ち無沙汰だったからだ。 普段ならば、書き終われば取り合えず編集部へとデータを転送して、溜まった疲れを癒すために爆睡するのだが、 今回はフルマラソンではなく、手慣らしのショートトラック。故に、気持ちは昂ったまま。 更には、この機械の仕事はのろいために、いつそれを明智達読者の元へ届けられるかも解らない。 なので、普段は編集に任せてしまうゲラのチェックを、自ら赤ペンを手に取って始めているのである。 とりあえずは刷り上がった分を床に広げ、ねねねも床に腰を下ろしてそれを始める。 繰り返し読み返しながら、誤字脱字や文法の誤りがないか一文ずつ確認してゆく。 また、そういった単純ミスだけではなく、物語上の矛盾や違和感を覚える言い回しなどの上にも赤ペンを走らせる。 場面の前後や、台詞の後先なども、よりよい方法が見つかればチェックを入れ、書き足す内容を書き込む。 一時間と半分。全力疾走の勢いのみで書き綴っただけに、読み返せば荒も多かった。 これが元の世界での出来事ならば、編集者が苦い顔をするだろうということが容易に想像できる。 印刷されたコピー用紙のほとんど……いや、全てに赤い色があった。これから新しく吐き出されてくるものにも、そうであろう。 産み出した『本』。 それを本物の子供の様に、作家はあやし、なだめ、栄養を与え、教育し、時には叱責し……育てる。 そうして、我が子を立派な一人前の『本』にするのだ。 ダダダダ……ダダ……ダダダダダダダダダ、ダ……ダダダダ……ダダ。 ダダダ……ダダ。ダ。 刷られた分をチェックし終わると、早速PCの前へと戻ってねねねは修正と加筆を始める。 いつもどおりの自分。作家としての自分が、気付いた時には全て戻ってきていた。 ここが殺し合いの舞台だということも、最早意識の中にはない。 『作家』として活動している時のねねねの前には『本』だけ――…… ◆ ◆ ◆ ダダダダダダダ……ダ、ダダダダ……ダダッ、ダダダダダ………………ダダ……ダ、ダダダ…… 「――先生」 ダダダダ……………………ダダ。ダダダダ、…………ダダダ……ダ、ダダダダダ…………ダ。 「――川先生」 ……ダダダダダダダ………………ダダ………………ダダダダダダダダダ、ダダ……ダ、ダ。 「――菫川先生っ!」 明智が眼鏡を通して見下ろす先には、振り向き……そして、冬眠から叩き起こされた熊の様な表情のねねね。 「……大声を上げて失礼しました。ですが、何分熱中されていた様で……」 「なんだよ……」 ドスの聞いた低音をボソっと洩らすねねねに、明智は緊張の表情を浮かべ、同時に心中で苦笑する。 自分が容赦のない殺人鬼だったら間違いなく彼女は命を落としていただろう、と。 また、そこまで集中するのが作家か、とも明智は思い、ある種の羨望と尊敬の念さえ感じていた。 ……しかし、正直に言って今はそんな時ではない。 「スカーが再びやって来ています」 「……アイツか」 再び……と、明智が言うようにスカーという人物がこの刑務所に接近してくるのは二度目である。 一度目は数時間前。まさに間際まで来ていたが、何のためか……恐らくは中を窺っていたのだろうが、 そうしている内にビクトリームが接近して来て、共々に離れていったのである。 「……で、今度はどーすんだ? 逃げるか?」 前回の来訪の際は、士郎とイリヤ。それとラッドの帰りを待っていたために彼らはここから動かなかった。 しかし今ならそういった理由はない。シズマドライブシステムに関しては、シズマ管を集めてから戻ってきてもいいのだ。 だが、明智はねねねの質問に対し、首を横に振って答えた。 「いえ、我々は彼を――迎え撃ちます」 聞いたねねねの顔に怪訝の表情が浮かぶ。 相手はたったの一人。そしてこっちには人数分の銃器がある――とはいえ、戦うなどという選択肢は元よりなかったはずだ。 戦うことに関しては警察官の明智を除けば素人ばかりであるし、何より化物揃いのここではその明智の実力も誤差程度なのだから。 ◆ ◆ ◆ 「今まで黙っていましたが……菫川先生――読子・リードマンを殺害したのはスカー。彼です」 ガタリ――と、ねねねの座っていた椅子が彼女の驚きと動揺を汲み取って音を鳴らす。 そしてねねねは顔に何とも言えない驚愕の表情を浮かばせ、黒いフレームの中の眼を見開いていた。 同じ様に大きく開きわなないている口で、どうしてわかった? ……とだけ、彼女は言葉を発する。 「私は最初、読子・リードマン殺害の犯人は、 ルルーシュ・ランペルージ、カレン・シュタットフェルト、スパイク・スピーゲルの3人ではないかと疑っていました。 その移動先から逆算できる移動ルートを考えれば、彼らが読子・リードマンと接触していた可能性は高い。 そして、リストから得られる彼らの経歴を見れば、積極的でないにしても殺人を厭いはしないと考えたからです」 ねねねは明智の言葉を聞き、慎重に頷く。明智ほど明確にではないにしろ彼女もあの3人を疑っていたのだ。 推理は得意ではないが、一番近くにいたのである。ともかく疑いやすい。 「……しかし、彼らの後の行動を見るに、どうやらその線は薄いだろうと思いました。 彼らは他者と接触し、組を別け……そして、また接触すれば組を別けて……と繰り返しています。 一度ならば、トラブルによる仲違いとも取れるのですが、繰り返している所を見るに計画的らしい。 そして何よりも重要なのは、別れる組に元のメンバーをそれぞれに配しているところです」 つまりは、組の中に常に最初の組に繋がるメッセンジャーを残している。それが重要だと明智は言う。 また最初にジン達4人と接触した際のマタタビの死を除けば、それ以降彼らはどのチームも殺人を行っていない。 マタタビの死に関しては、山中で停止した際より動いていなかったこと。そして仲間を2人残しジンが離れたことから、 そこに辿り着いた時にはすでに瀕死であり、その後負った傷が原因で死んだのではないかと推測できる。 スパイクと同行中に死亡したカレンについては、相手がビシャスだけに想像は容易だ。 ねねねを襲い、豪華客船で殺戮劇を演じた彼が殺人鬼と呼んで差し支えない存在なのは解っている。 そしてそんな彼と因縁のあったスパイク。 仮にそうでなかったとしても戦いになっただろうが、そこでカレンは不運にも命を落とした……そう考えるのが妥当だ。 「それじゃあ、何で……スカーが、犯人に……センセーを…………?」 震える足を床に押し付けねねねは明智に尋ねる。 明智の推理劇が、今までに聞いたどんな怪談よりも恐ろしく……怖い。 この話のオチを聞いた時、自分がどうなっているのか、どうなってしまうのか――それが解らないから。 「他に候補を挙げるとすれば、これも近くにいたカミナという人物が挙げられますが……彼でも『無理』だったでしょうね」 無理? それが何を意味しているのか、何が『無理』なのか。 一瞬、強張っていたねねねの顔がきょとんとする。 「菫川先生に窺った読子・リードマンの実力……これに打ち勝つには、彼もスパイク達も実力不足でしょう」 勿論、何が起きるかは解りませんが……と、明智は付け加える。 しかしそれはねねねの耳には届かなかったようだ。彼女はぽかんと口を『あ』の形に開けて固まっていた。 そう。ねねねは何よりも読子の強さを信じていた。不安はあったが、それ以上の信頼もまたあったのだ。 「そして……しばらくしてですが、我々はこの舞台の端と端が繋がっていることを知りました。 恐らくは、誰でもそれを利用できるのでしょう。と、そうなれば容疑がかかる範囲は大きく広がる」 ねねねはまたコクリと頷いた。 端と端を、螺旋王の実験につきあっている人間が渡るのは彼女も一緒に確認している。 それも一度だけではなく繰り返し。話に挙がっているスカーがそうするのを見たのも、先刻のことだ。 「その範囲の中にいて唯一、読子・リードマンに匹敵し、また殺害の動機にも不足しないのが――」 ――スカーです。と、明智はそう言い切った。 ◆ ◆ ◆ 私のセンセーの仇。 それを明確にされて、ねねねの心がグラグラと揺れる。 自分の大事なセンセーを奪った仇に対する激しい――怒り。 そんな有り得ない事を成し遂げてしまった存在に対する――恐怖。 またそんな敵とする者にどう対処すればよいのか解らないという――困惑。 そして、ソイツが自分自身の元へやって来ているという現実に対する――緊張。 取り逃がした過去を想い、そして別の可能性があったのかも知れないという――無念。 センセーを失ったと知ったあの時を思い返すことで再び心と身体を強く苛み始める――苦しみ。 喪失の事実を理解し、そして全てを飲み込んだが故に、涙という形をもって溢れ出した――悲しみ。 それら全ての感情を今の今まで強固に押し込めていた為に、心の中で黒く固く育まれていた――憎悪。 目が血走り、奥歯を割れんばかりに強く噛み締め、そして全身の筋肉が未だかつて無い緊張に引き絞られる。 心臓は強く大きく鼓動を打ち鳴らし、全身に熱く滾る血が激しく行き渡り、それを受け取った脳が燃える様な感情を生み出す。 打って出ろ、と言われたならば……いや言われなくても弾丸の様に飛び出すだろう――しかし、彼女には一つの疑問があった。 「……どうして、教えた。私に……センセーの仇が、アイツだって」 そう。これだけはどうしてもおかしい。 教えてしまえば、自制が効かなくなるのは目に見えている。無謀な仇討ちに出る可能性は大だったはずだ。 なのに明智はあえてそれを明かした。自分の推理を自慢げに披露するだけの男ではない。ならば、そこに意味があるはずだ。 「菫川先生。あなたには彼が仇であると知っていてもらわなければなかった」 赤く、そして黒い表情で睨み付けるねねねに対する明智の表情は涼しい銀色のままだ。 理知の光を一切損なうことなく、触れれば切れるような冷たく正確な知性の光を眼に宿している。 そんな眼で、明智はねねねへと一人の棋士としてそれを命じる。 菫川先生。読子・リードマンを殺害した犯人であるスカーを、あなた自身が――――――………… ◆ ◆ ◆ 灰色の薄暗く無愛想な廊下に、コツリコツリとこれもまた寂しそうな足音が響いている。 先ほどまで一人ぼっちでいたゆたかは、やはり今も一人ぼっちだ。 デイパックを胸に抱え、ゆっくりと……というよりも、フラフラと頼りなさげな足取りで前にも歩いた所を進んでいる。 大事そうに両腕で抱えている鞄の中には、あの会議室のテーブルの上にあった全てが収められていた。 椅子の上でただ時間が過ぎるのだけを待っていた所に明智が帰ってきて、清麿の元へと行くよう命じられたのだ。 どうしてそうしなければならないのかを、ゆたかは詳しく聞いていない。 もう、彼女は、そういったことにあまり興味を持てなくなっていた。 彼女には解らないことがある―― ――どうして、みんなはあんなにも頑張れるのだろうか? それが、今の彼女には疑問で仕方なかった。 どうせ近いうちに死んでしまうのに……どうしてそれをおくびにも出さずに前を向いていられるのか。 知っている人達もそうでない人達もどんどん死んでゆき、絶対に死なないだろうと思った相羽シンヤでさえも死んでしまった。 更にはその彼を殺したラッド・ルッソもその後にすぐ死んでしまった。 あんなに強くても死んでしまうのである。だったら、結局はみんな死んでしまうんじゃあないかと思ってしまう。 (……Dボウイ……さん) 胸がズキリと痛んだ。前までは想うたびに力をもらえた名前が、今は心を苛む名前に変わっていた。 放送で名前は呼ばれなかったが、彼の状態があまり良くはないであろうという明智達の言葉は聞いていた。 その時はきっと大丈夫だと、あの人ならば大丈夫に違いないと思って……信じて、そうすることができた。 「…………ぅ……ぅく………………」 しかし今はもう信じることはできない。信じたり、頼ることがものすごく罪深いことだと知ってしまったから。 彼は今も自分を探しているかも知れない。それは約束で、そして自分が彼を信じていたから。 そのせいで彼が怪我を負ったとしたら……やはり、その責任は自分のせいなのだろうと、ゆたかは思う。 「……っく……ごめん、なさ…………うぅ…………」 弱くて弱くて仕方の無い自分がまだ生きているのは、『優しい手』を持つ人達が代わりになっているからだ。 自分が危機に陥る場面。自分が死んでしまう時を優しい人達が肩代わりしてくれているからに違いない。 優しく、強く、勇気のある人達が自分の代わりに命を落とす。――どうして? と、自問する。 「…………わ……わたしの……わたし、の……せぃ…………っ」 皆が優しくせざるを得ない、弱く惨めな自分のせいでしかない。 自分が周りの人間に優しさを強要している他に理由はない。 弱いから。皆の強さがちっとも理解できないほどに弱ったらしいから。だから、皆を苦しめる。余計な手間をかけさせる。 消えてしまえれば楽なのに、と思う。自分がいなくなれば、少なくともその代わりになる人は出てこないはずだ。 しかし、死ぬのは怖い。痛いのや、辛いのは、怖い。できれば空気に溶けるようにいなくなりたい。 そしてそんな自分の臆病さがまた恨めしい。結局、震えてばかりでは、ただ迷惑をかけるだけでしかないのに。 せめて逃げることなら……と、ゆたかはポケットの中の携帯電話を意識する。 明智が肌身離さず持っていた携帯電話は、今は彼女が預かっている。 それで動きをチェックして、もし万が一のことがあるようであれば、それを使って逃げろとそう言われている。 これを持っていれば、誰も私を追いかけて来れない。 大事な物を取るのだからすごく悪いことだけど、彼らが死んでしまうよりかはきっと何倍もいい。 そうだ、そう――…… 「――っぁぐ!」 カラカラといって床の上を携帯電話が転がった。その行く先を見つめるゆたかは床に突っ伏している。 ただ、つまづいただけだ。ちょっと転んだだけ。膝がじんじんと痛むけど、我慢できないほどの痛みではない。 なのに……それなのに……どうして…… 「あ……あぅ……っあ、あぁ、うあぁぁぁ…………っ!」 誰かからできっこないと言われた気がした。 ぬけていると、のろまだと言われた気がした。 グズだと、邪魔だと言われた気がした。 大人しくしていればいいのにと、言われた気がした。 「……ごめんなさぁぃ………………ごめんなさい……ごめんなさぃ……」 冷たい床の上で、ゆたかはどこかの誰かに向かって謝る。少しでも、許されたいと、繰り返し謝る。 誰も彼もが自分を責めていると感じ、小さな身体を丸めて、震える頬から大粒の涙を零す。 結局。よわっちい彼女は、逃げることすらもできない。 ◆ ◆ ◆ 大怪球のコックピット。空の孔が3つある台の前に、3つのシズマ管が転がっている。 シズマ管――といっても、空いた孔に差し込むべきアンチシズマ管ではなく、それは通常のシズマ管だ。 それにしてもどこから? ――その答えは簡単。 ただのシズマ管ならば、この室内に嫌というほどある。球状の内壁に突き刺さった無数の緑色が全てそれなのだから。 コンソールを調査した結果として、この炉心そのものが動きうることを知ったが、それはいつのことになるのか解らない。 まだ解析は完了してはいないが、脳内でのシミュレートには限界もあるし、どこまでいっても仮定の域はでない。 ここから先は動力を入れて、試運転の中で探らなければ確定した情報にはできないだろう…… という訳で、コンソールの解析を一応の形で終えた清麿は次に解析する対象をシズマのシステムそのものに切り替えていた。 とりあえずのサンプルとして取り出された3本のシズマ管の内、1本はバラバラに分解されていた。 両端の電極を取り外され丸裸になったガラス管と、その電極を分解した無数の金属パーツが床の上に広がっている。 未知のハイテクノロジー……どこまで手が出させるかと思われたが、その仕組み自体はそう難しくなかった。 シズマドライブシステム。そして、シズマ管。 その仕組みを簡単に言えば――『物凄い電池』 たったそれだけである。 故に、エネルギーの流通を制御する電極自体は、清麿がよく知る技術とほとんど変わりはしなかった。 シズマドライブを画期的な発明たらしめているのはそこではなく、ガラス管。正確に言えばその中の電解質だった。 電解質とは簡単に言えば、電圧を加えることで電気に変わり、電流を発生させる物質のことだ。 乾電池の中に入っている物のことでもある。それがシズマの場合、どう優れているのかというと2つの点が挙げられる。 1つに、完全リサイクル。 シズマ管に入っているのは溶液に溶かした電解質だが、反応させた後でも充填しなおせば繰り返し使えるのだ。 勿論それだけならばただの充電池であるが、シズマの場合はそこにロスは全くない。 つまり無限に再利用できるということ。どれだけ回数を上げようとも有限では絶対無限に届かない。故に革新なのである。 もう1つは、異常なまでの蓄電量。 検証装置を用意していない清麿に、ここで直接ガラス管の中身を確かめることはできないが、その性質は推測できる。 シズマが革新的技術として持て囃され、世界の動力を一新したのはそれまででは有り得なかった蓄電量故であろうと。 大型車両や電車、船舶から飛行機の動力になるほどの電池である。とてもではないが、考えれるものではない。 しかし……優れているという分に見合う恐ろしさもシズマは持ち合わせていた。 1つに、本当は完全でなかったリサイクル。 シズマそのものが繰り返し無限に使えるというのは事実だ。ロスがないということには変わりはない。 だが、それを解き明かしたフォーグラー博士は、そこに余分なプラスがあることに気がついた。 使用している間、電流と一緒に極々微量の特殊な性質を持った物質を排出しているのである。 一定量が集まると、酸素との強い結合性質を発揮する物質。それが博士から見た、地球が静止する日であった。 もう1つは、その特殊な蓄電特性によるエネルギー静止現象。 シズマを暴走させてしまうと、その強い蓄電特性が特殊なフィールドを形成し、その中のエネルギーを吸い取ってしまうのである。 暴走させるシズマが大きければ大きいほどそのフィールドは拡大し、より多くのエネルギーをそこから奪い静止させる。 バシュタールの惨劇と呼ばれ、その世界の公式記録から抹消された事件。 その時に暴走したのは発電に使うための炉心。フィールドは地球全域を覆い、文字通りに地球を静止させてしまう。 そのフィールドが集束するのにかかった時間は1週間。被害は把握しきれず、世界の人口は1/3へと減じてしまった。 ……と、サンプルのシズマ管と、支給品リストにあったスペックから清麿はシズマの概要を把握する。 ここまでは別段難しくないし、知っているだけでは役に立たない。 清麿の役割は、そこから何を生み出すのか、何に役立てるのかを考えることだ。 さてどうするかと、清麿が改めてシズマ管を持ち上げた先。 緑色の歪んだレンズの向こう側に、幽鬼の様な――小早川ゆたかの姿があった。 時系列順で読む Back 月下の棋士 (後) Next 【ZOC】 絶望の器 (後) 投下順で読む Back 月下の棋士 (後) Next 【ZOC】 絶望の器 (後) 245 月下の棋士 (後) 明智健悟 245 【ZOC】 絶望の器 (後) 239 W.O.D ~Write Or Die~ 菫川ねねね 245 【ZOC】 絶望の器 (後) 239 W.O.D ~Write Or Die~ 高嶺清麿 245 まきしまむはーと 239 W.O.D ~Write Or Die~ 小早川ゆたか 245 まきしまむはーと
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1057.html
_______ こなた「キョン」 キョン「はい?」 長門「・・・」 キョン「あぁ、わかった」 古泉「では、今日も」 キョン「あぁ」 谷口「おーす、キョン」 キョン「はい!?」 こなた「ねぇ・・・」 キョン「肩車は勘弁な、軽いけど」 _______ ひより「谷口さぁーん」 谷口「ほいほい」 こなた「・・・」 こなた「キョーン!」 キョン「でさぁ、そんとき国木田がな・・・」 古泉「あははは・・・」 こなた「ちょっとバカキョン!」 キョン「なんだハルヒ・・・て泉か」 こなた「なんだとはなんだ」 キョン「妬いてるのか?」 こなた「妬いてないッ!ふんだ」 古泉「あー、熱い。いや、暑いわー。」 キョン「おいおい古泉、焼くのは肌だけにしとけよ?」 古泉「ブッ!ヤキモキしますわ~」 こなた「・・・ふぇ」 キョン「冗談だ。さぁ、帰ろう?」 ハルヒ「・・・バカキョン!なんで呼んでるのにこな・・・え?」 古泉「おや、嘘から出た真とはね・・・くわばらくわばら」 こなた「嘘泣きの勝利~」 _______ 一同「誕生日おめでとう!」 みさお「いやー、照れるねぇ。さんくすさんくす!!」 あやの「おめでとう。これ、たいしたものじゃないけれど」 みさお「電波時計!こんないいもの、いいのか!?」 あやの「いいのよ。一年に一度だし」 みさお「ありがと!大事にするッスよ!!」 かがみ・つかさ「私達からはこれ」 みさお「バルサミコ酢詰め合わせ・・・?」 つかさ「隠し味に使ってね」 みさお「うーん、料理な苦手だけど、頑張ってみるぜ!!」 キョン「俺からはこれだよ。開けてみな。」 『今夜、公園で待つ』 みさお「・・・よっ、キョン。どしたい、改まってさ」 キョン「話したい事がある。俺は真剣だ。」 みさお「・・・」 キョン「俺は、お前の事が――――――」 みさお「待った!!」 キョン「みさお?」 みさお「その先は、まだ聞けない。まだ・・・」 キョン「・・・そうか。待つさ。いつまでも。」 みさお「なんだかゴメンね?」 キョン「いいさ。それより、プレゼントがまだだったな。」 みさお「何言って・・・はむっ!?」 キョン「・・・プレゼントがKISSだなんて、格好付けすぎか?」 みさお「・・・今なら、私を家まで送ってくれたらチャラにしてあげる」 キョン「やれやれ。」 二人は歩き始めた。 少し肌寒い夜。 公園を抜け、二人で。 そんな誕生日。 ________ キョン「なぁ君、かがみどこにいるか知らないか?」 みさお「んくあ?柊になんのようなん?」 キョン「いや、ちょっと英語の宿題を見せてもらおうと思ってね」 みさお「ふ~ん、そうかお前かー柊をたぶらかしてるのは」 キョン「た、たぶらかしてなんかいないぞ!」 みさお「いや、最近のあいつはお前の話しかしないんだぞ」 キョン「そ、そうなのか・・」 みさお「で、どうなん!柊の事すきなのか?」 キョン「いや、俺はそういうつもりは・・」 みさお「なんだ~つまんねえなー。ねぇじゃあ私ってのはどうだ?ん?」 キョン「み、みさおさん?」 かがみ「何やってんだバカー!」 ________キョン「・・・よ、こなた」 こなた「いらっしゃいキョン・・・あ、この子は私の従妹のゆーちゃん」 キョン「そうか。はじめまして」 ゆたか「小早川ゆたかです・・・あの・・・はじめまして、キョン・・・せんぱい」 キョン「君も俺の事をキョ・・・いや、もう何も言うまい(先輩、ってのはちょっと良かった(*´Д`))」 こなた「ゆーちゃん・・・さ、恥ずかしがらないで例のアレをひとつ」 ゆたか「え~、お姉ちゃん・・・本当にやるの?」 キョン「?」 ゆたか「あの・・・いらっしゃい、おお・・・お兄ちゃん♪」 キョン「( ゚д゚)」 こなた「・・・あちゃ~! やっぱリアル妹持ちのキョンには効かないみたいだね」 ゆたか「お姉ちゃん、恥ずかしかったよ・・・」 キョン「実の妹にすらキョン君と呼ばれてしまう俺にとって、実は『お兄ちゃん』という言葉は至福の 響きだったりするわけだ。いや、決して世の妹萌えなんぞと称するヤツと、一緒にしてもらっては困る 兄として生まれた者の心の叫びなのだ。今のところ、兄という言葉を含めた呼称で俺のことを呼んで くれるのは、妹の友人、ミヨキチこと吉村美代子ただ1人だ。これはもしや、2人目の登場に繋がるのだろうか」 こなた「キョンや・・・きちんとスイッチ切っとかないと、心の中の声がスピーカーから駄々漏れだヨ」 キョン「し・・・しまった、俺としたことがっ! フロイト先生も爆笑だっぜっ!」 ゆたか「あの・・・ということはこれから、先輩のこと、お兄ちゃんって呼んだ方がいいですか?」 こなた「是非そうしてあげてよ、ゆーちゃん」 キョン「いや、お願いだから勘弁してください」 ゆたか「お兄ちゃん」 こなた「お兄ちゃん♪」 キョン「・・・うわわわわわわわわわわわわわわ!!」 こなた「・・・そんな夢を見た、なんてオチはないからネ、キョン」 キョン「( A`)」 _________キョン「なあみさお」 みさお「んくあ?」 キョン「お前も是非その、ポニーテールに・・いや髪少ないから無理か」 みさお「ポニーテールがどしたん」 キョン「いや、なんでもない」 みさお「ポニーテールになんかしたことないぜ・・こんな感じ?」 キョン「・・プッ!」 みさお「な、なんで笑うんだよ」 キョン「だってお前それ・・プッ・・ただのチョンマゲじゃないか」 みさお「お前がやれっていったんじゃん!もう柊ーこいつひどいんだよー」 かがみ「・・プッ・・クク・・ごめん、こっち見ないで・・プッ」 みさお「うわーひでーあたしだけ扱いひでー」 キョン「やあ、あやのさん」 あやの「何?」 キョン「いや、あなたならポニーテールが似合うと思いまして」 あやの「え、ポニテ・・」 キョン「いやならいいんだが・・」 あやの「こう?」 キョン「う・・(これはいかん、似合い過ぎている・・やばい)」 あやの「ど、どうしたの?」 キョン「最高です。出来ればずっとそうしていただきたい」 あやの「え~」 キョン「是非!」 みさお「おいそこの女たらし野郎ーあやのは彼氏いるぞー」 キョン「なんですと!!そ、そうなのか・・」 かがみ(お願いキョン君!私のポニテに気づいてー!) __________ 「一レスバカップル」 突然のキスに私は驚きを隠せなかった。 いや、だってキスだよ? チューだよ? ベーゼだよ? 接吻だよ? 私はこんなにも動揺してるのにキョンたら平然として私に笑いかけてくるし。 まったくたらしになってまぁ。なにそれ? って感じだよね。 「どうしたんですか、泉先輩」 「キョン最近生意気ー」 そう言って私はキョンの肩を叩いた。 というかぶっちゃけ殴った? みたいな、 やたらと痛がってるしね。ざまーみろ。 「先輩って、だから幼くみられるんですよ? 雰囲気が幼稚だから…」 「……せいっ」 おぅおぅ、痛そうだね~。 脛にトーキックは効いたかな? 「いや、洒落にならんでしょ…」 涙目のキョンは脛を抱えて、身体をくの字に曲げてる。 ん~、大体いまなら同じくらいの目線かな? 「チュッ」 私はキョンのおでこにキスを一つ。 少し優位に立ったつもりで人差し指たててキョンに怒ってみた。 「あんまりからかうと私も泣いちゃうぞ?」 「泣いてる先輩は色っぽいから大歓迎」 「ほぇっ!?」 「嘘です」 あっという間に元に戻ってしまった。 動揺して紅くなった顔が恥ずかしいなぁもう! 「ま、心配しなくても先輩が大人なのはベットで沢山教えてもらってますよ」 「なっ!? ちょっとキョン!」 笑って拳を振るう私から逃げるキョン。 なんてことを街中で言うのかなこの後輩は! すると、キョンは思い出したかのように「あっ!」と言って 私の方に戻ってきて、へその少ししたの辺りを手の平で押さえながら。 「でも、ここはまだまだ子供ですけど」 「死ね!」
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/256.html
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd アニメに登場するキャラクターでバトルロワイアルを行うリレー小説企画の第2弾。 参加作品は前回同様、純粋なアニメ作品だけではなく漫画、ラノベ、ゲームを原作とした作品も混じっている相変わらずのカオスぶりである。 一応「設定はアニメ準拠で、原作の設定は差支えがない程度ならOK」という触書がある。 『原作設定を使ってはいけない』のではなく、『アニメに矛盾してはいけない』ということ。 参加作品はおよそ20作品。参加者は82名。 この2ndならではルールにのっとった展開で問題が出たことは今のところ無い。 ひとえに筆者の空気を読みぐあいと匙加減とその時のスレの議論という不確定要素に左右されやすい。 何事もほどほどに。 熱血、欝、王道、というカテゴリに収まらない読者の予想の斜め上を進む展開が比較的多い。 中盤~終盤以降は斜め上の変化球どころか消える魔球、むしろギガドリルブレイク級の超展開も続出。 恐らく主催者がロワを放棄して途中退場、その後一部の参加者により主催が乗っ取られるロワはこれが最初で最後に違いない。 また主催者の出身作品の関係上、『螺旋力』という特殊なステータスが存在しており、これによる参加者たちの戦闘能力のインフレも他のロワに例を見ないほど激しい。 主催サイドに敵対(≠参加者の救済)する外部勢力からの介入が発生してからはその傾向が更に顕著になってきている。 開始当初の議論では、支給品のひとつである『ソルテッカマン』が実用の可能な最大火力ではないかと推測されていたのだが…… 2009年2月22日未明、最終話『HAPPY END』によって見事に完結を迎えた。 怒涛の展開、総集編を含めて3日がかりの投下、間に休憩を挟みつつゲームブック形式の死者スレネタ…… そしてあらゆる意味で空前絶後の『ハッピーエンド』な終末は一読の価値あり。 主催者 螺旋王ロージェノム@天元突破グレンラガン 参加者 7/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】 スバル・ナカジマ / ティアナ・ランスター / エリオ・モンディアル / キャロ・ル・ルシエ / 八神はやて / シャマル / クアットロ 6/6【BACCANO バッカーノ!】 アイザック・ディアン / ミリア・ハーヴァント / ジャグジー・スプロット / ラッド・ルッソ / チェスワフ・メイエル / クレア・スタンフィールド 6/6【Fate/stay night】 衛宮士郎 / イリヤスフィール・フォン・アインツベルン / ランサー / 間桐慎二 / ギルガメッシュ / 言峰綺礼 6/6【コードギアス 反逆のルルーシュ】 ルルーシュ・ランペルージ / 枢木スザク / カレン・シュタットフェルト / ジェレミア・ゴットバルト / ロイド・アスプルンド / マオ 6/6【鋼の錬金術師】 エドワード・エルリック / アルフォンス・エルリック / ロイ・マスタング / リザ・ホークアイ / スカー / マース・ヒューズ 5/5【天元突破グレンラガン】 シモン / カミナ / ヨーコ / ニア / ヴィラル 4/4【カウボーイビバップ】 スパイク・スピーゲル / ジェット・ブラック / エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世 / ビシャス 4/4【らき☆すた】 泉こなた / 柊かがみ / 柊つかさ / 小早川ゆたか 4/4【機動武闘伝Gガンダム】 ドモン・カッシュ / 東方不敗 / シュバルツ・ブルーダー / アレンビー・ビアズリー 4/4【金田一少年の事件簿】 金田一一 / 剣持勇 / 明智健悟 / 高遠遙一 4/4【金色のガッシュベル!!】 ガッシュ・ベル / 高嶺清麿 / パルコ・フォルゴレ / ビクトリーム 4/4【天空の城ラピュタ】 パズー / リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ / ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ / ドーラ 4/4【舞-HiME】 鴇羽舞衣 / 玖我なつき / 藤乃静留 / 結城奈緒 3/3【R.O.D(シリーズ)】 アニタ・キング / 読子・リードマン / 菫川ねねね 3/3【サイボーグクロちゃん】 クロ / ミー / マタタビ 3/3【さよなら絶望先生】 糸色望 / 風浦可符香 / 木津千里 3/3【ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 神行太保・戴宗 / 衝撃のアルベルト / 素晴らしきヒィッツカラルド 2/2【トライガン】 ヴァッシュ・ザ・スタンピード / ニコラス・D・ウルフウッド 2/2【宇宙の騎士テッカマンブレード】 Dボゥイ / 相羽シンヤ 2/2【王ドロボウJING】 ジン / キール 82/82 外部リンク 支援サイト アニメキャラ・バトルロワイアル 2nd @wiki アニメキャラ・バトルロワイアル・セカンド 専用掲示板 スレッド アニメキャラ・バトルロワイアル2nd part0-1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ1 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ3 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ4 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ5(実質6) アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ8 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ9 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ11 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ12 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ13 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ14 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ15 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ16 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ17 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ18 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ19 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ20 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ21 アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ22
https://w.atwiki.jp/aaawiki/pages/509.html
《剣士“御子上 ゆたか”》 カードの種類:キャラクター 属性:阿羅耶識/コスト:2/攻撃力:2/移動速度:2 スキル:「兜割り」 範囲内の相手にダメージを与える。 ダメージはこのキャラクターのパワーで上下する。 4thで追加されたキャラで当初は劣化槍と言われていたスキルだが蓋をあけてみてびっくり、使いこなされると非常に凶悪なことが分かり実装から半年も経たずに使用率上位の常連となってしまった。 スキルは射程は緑ルシ並みと長くスキル発動も約1カウントで再使用に1カウントと非常に早い。 さらに光弾をかき消し突撃も防ぎ横の範囲は1、5キャラ分と広く多少大雑把に使用しても当てることが可能。 特に特徴的なのが相手を貫通し複数ヒットすることと4マスも吹き飛ばす大きなノックバック性能で、特にこの多段ヒットが凶悪さの一因となっている。 純粋な威力はパワー1に2発あててギリギリ倒せないレベルだが至近距離で使われると確実に多段ヒットするため実質スキル1回でパワー1のキャラが瀕死になる。 また4マスの吹き飛ばしと再使用の早さからスピード2のキャラでは正面からは近づくことができず、スピード1では迂回して接近することすら不可能である。 相手を壁に押し込むように使うと3ヒットするという情報もあり、場合によっては3コストキャラでさえ瞬殺できる。 さらにスピード2というMBとの追いかけっこが可能なギリギリのスピードとスキル使用後の硬直が無いという2点の性能も相まって一人でMBをゴリゴリ削ることが可能。 しかし以上の記述は「使いこなせれば」という前置きが入る。 この一閃スキルは癖が強いため素人考えで手を出すのは正直オススメできず、ここを突くことで対策をとることができる。 対策カード 《E.G.O.》 【和泉はるか】 何でも消すはるかっかでスキルを無効化しその間に他のキャラでぶん殴る。 【柴原 瑞希】 ジャンクボーグで先陣を切って隙を作り他キャラと一緒に囲む。 ジャンクのスピードが1なため逃げられないように注意。 【鷲沢 絵梨奈】? 兜割りは絵梨奈カーテンを貫けない。 【遠藤 璃莉夢】 睡眠でロックして放置、とにかく放置。 【サイコブレード】 スキルを封じている間に複数で囲んで一気に倒す。 《阿羅耶識》 【沖田総司】 沖田バリアで飛ばす、範囲が広いので当てやすい。 【伊雑 あざか】 あざかで刺して放置、とにかく放置。 【厳島 美鈴】 美鈴で移動を封じて放置、とにかく放置。 【御子上 ゆたか】 タイミングを見計らって同じ発動速度のスキルで応戦、多段ヒットさせていけば3回ほどで倒せる。 【大海】 大海で刺して放置、とにかく放置。 《WIZ-DOM》 【ステラ・ブラヴァツキ】【ミナ・アグリッパ】【ソニア・ホノリウス】 かき消されないので普通にスキルで攻撃していけば良い。 【デスルーン】 対策というより時間稼ぎ、コスト2のキャラ相手に使うのは気が引けるが… 【ダークベイン】 ゆたかに限らずスキルが凶悪なキャラに有効。 【ヘルマ・トリスメギストス】 眠らせて放置、とにかく放置。 《Darklore》 【緑ルシフェル】 射程、再使用速度共に同程度なので対応可能。 【シヴァ】 とりあえず竜巻張っとけば守れる…と思いきやシヴァのスキル使用よりゆたかが接近してスキルを使う方が早いため少々厳しい。 【ゴモリー】 使用速度は同程度なので対応は可能、しかしこちらの方が射程が短いので一方的にやられることもある。 【飯塚 秋緒】 ジャンク同様、基本値的にはスキル効果内ならば秋緒一人でも対処可能。 【茨木童子】 範囲が広いので楽に対処できる。しかしスキル発動はゆたかの方が倍早いためダッシュで近づかれると逆にこちらがやられる。 《極星帝国》 【ミリアム・レムリアース・シリウス】 訓練されたゆたかは積極的に向こうからやってくるのでミリアムの結界の上に誘い込むことができればあるいは… 【ミラーブレード】【ペンダント】 ゆたか自身のスキル威力が高いので一時的だが有効。 【エルジェベート】 【緑ルシフェル】と同様。 【ティタニア】 動きを封じて囲む。 【ランスロット】 毒絨毯で爆撃して倒す。 《イレイザー》 【メタトロン】 慣性制御で移動妨害、修正で設置数が減ったがまだ現役で使える。 【ガブリエル】 ガード不可ってやつだ。 【ステルスシステム】 姿が見えなければスキルを当てることはできない、この間に一気に囲んでしまえばいい。 《共通》 速度2以上のキャラ2人で90度以上角度を離して接近すれば倒せる、しかし護衛がいると二人では対処できなくなる。 またスキルの方向はギリギリまで調整できるものの使用後は方向を変えられないため0.5カウントのタイミングで真横にダッシュすれば避けられる。 基本的にゆたかを使用している間は非常に忙しい(槍と違い一瞬で消える)ため3キャラで囲めば盤面渋滞でミスを誘うことができる。 3方向から攻めれば守りきれず崩れていくだろう。
https://w.atwiki.jp/jpops/pages/7361.html
島津ゆたかをお気に入りに追加 島津ゆたかのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット 島津ゆたかの報道 昭和を代表する作詞家・なかにし礼さん死去 - CDJournal ニュース - CDJournal.com スナックで出合う曲【秋元才加の音語り】 - SPUR.JP 『後妻業』第7話 ダブル木村が熱唱、多江の“ノリツッコミ”もさく裂! - クランクイン! 島津ゆたかとは 島津ゆたかの84%はビタミンで出来ています。島津ゆたかの11%はカテキンで出来ています。島津ゆたかの4%はやましさで出来ています。島津ゆたかの1%は電力で出来ています。 島津ゆたか@ウィキペディア 島津ゆたか Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 島津ゆたか このページについて このページは島津ゆたかのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される島津ゆたかに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。